トピックアウトライン
摂食嚥下障害 / 下部尿路機能障害 / 便秘《講師:加賀谷斉》
高齢者に多い摂食嚥下障害、下部尿路機能障害、便秘に対する摂食嚥下・排泄センターの取り組みと最先端の治療について紹介した。摂食嚥下障害は嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査などで精査し、末梢磁気刺激治療などを行っている。フレイル・認知機能低下高齢者の下部尿路機能障害について診療ガイドラインを発刊しており、排尿自立支援も行っている。便秘は高齢者の生活の質と生命予後にも関与し、エコーを用いた評価が簡便である。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
- 0:21:46
フレイル予防のポピュレーションアプローチ《講師:近藤克則》
予防にはハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチとがあり、それぞれに長所と短所がある。我が国のフレイル/介護予防施策の変遷をみると、ハイリスクアプローチが導入され、その限界がわかったことから、ポピュレーションアプローチへと拡張されてきた。エビデンスが蓄積されて、その重要性が認識され、「健康日本21(第3次)」などで、健康政策の柱の1つに位置づけられるようになったポピュレーションアプローチの重要性について説明する。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
- 0:42:49
介護ロボット《講師:加藤健治》
近年における高齢化の進展や福祉人材の不足にともなって、高齢者の活動を支えるとともに介護者の負担軽減を図るためのロボット開発が進んでいる。そこで、現在市販化に至った介護ロボットをいくつか紹介し、介護施設への導入による介護者への負担軽減・業務効率向上および被介護者への生活の質の変化を目的とした研究事例について紹介する。最後に、これらの事例を通じて、介護ロボットの社会実装を加速するための取組について紹介する。 本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
- 0:22:48
フレイル・認知機能低下高齢者における下部尿路機能障害 ー排尿自立と多面的アプローチー《講師:野宮正範/西井久枝》
本講義では、高齢者の下部尿路機能障害、特に過活動膀胱(OAB)や尿失禁がフレイルや認知症とどのように関連するかについて解説します。また、当センターで行っている排尿自立支援や尿閉患者に対する前立腺レーザー手術についても紹介します。さらに、OABが転倒リスクに及ぼす影響や、OAB治療に伴うポリファーマシーや総抗コリン負荷の問題、下部尿路機能障害治療の重要性についても理解を深めていただければ幸いです。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
- 0:21:39
フレイル・サルコペニア・ロコモの概要とロコモフレイルセンター(外来)の取り組み《講師:赤津 裕康》
高齢者の介護予防策は喫緊の課題となっている。その中で、より早期に現状を把握し、問題点を抽出し、介入することが重要となっている。本講演では、現時点におけるフレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドロームの状態把握、診断について概説する。また、現在、国立長寿医療研究センターのロコモフレイルセンターが行っているいる外来診療での取り組みや今後の展望についても簡単に紹介する。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
- 0:31:22