RBA実装のための取り組み
この講座では、日本医療研究開発機構(AMED)臨床研究開発推進事業(医療技術実用化総合促進事業)で作成した令和5年度の成果物を講義資料としてまとめた「e-learningコンテンツ」を掲載しています。
ICH E6(R2)において、臨床試験の品質マネジメントシステム(Quality Management System QMS)、Risk Based Approach(RBA)の導入が明記されました。この講座は、研究者や研究支援者向けのRBA教育資材は限られていた中、2023年2月に公開し、その後、令和5年度までの事業成果を追加し改訂した最新の資料です。
この講座では、RBAの概念に始まり、医師主導治験を題材に治験開始前の重要なプロセス/データの特定やリスクの特定・評価・コントロール、治験実施中のリスクコミュニケーションやリスクレビュー、治験終了時のリスク報告まで体系的に学べるようになっています。
なお、RBAの手順書、説明書など本事業での成果物はAMEDホームページより参照できます(https://www.amed.go.jp/program/list/16/01/004_seika.html)。
【本動画に関するお問い合わせ先】
crc-kikaku@ml.chiba-u.jp(千葉大学病院RBA取りまとめ事務局)
この講座では、日本医療研究開発機構(AMED)臨床研究開発推進事業(医療技術実用化総合促進事業)で作成した令和5年度の成果物を講義資料としてまとめた「e-learningコンテンツ」を掲載しています。
ICH E6(R2)において、臨床試験の品質マネジメントシステム(Quality Management System QMS)、Risk Based Approach(RBA)の導入が明記されました。この講座は、研究者や研究支援者向けのRBA教育資材は限られていた中、2023年2月に公開し、その後、令和5年度までの事業成果を追加し改訂した最新の資料です。
この講座では、RBAの概念に始まり、医師主導治験を題材に治験開始前の重要なプロセス/データの特定やリスクの特定・評価・コントロール、治験実施中のリスクコミュニケーションやリスクレビュー、治験終了時のリスク報告まで体系的に学べるようになっています。
なお、RBAの手順書、説明書など本事業での成果物はAMEDホームページより参照できます(https://www.amed.go.jp/program/list/16/01/004_seika.html)。
【本動画に関するお問い合わせ先】
crc-kikaku@ml.chiba-u.jp(千葉大学病院RBA取りまとめ事務局)
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ステップ0:はじめに
ステップ0:はじめに
臨床研究の品質確保におけるRBAの位置づけ、意義、必要性を理解し、RBAの体系(7つのステップ)を理解できることを目指します。まずは身近な事例をもとに、RBAの意義と必要性について説明します。
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ステップ1:重要なプロセス/データの特定
ステップ1:重要なプロセス/データの特定
ステップ1では、被検者保護および試験結果の信頼性確保のために重要なプロセスおよびデータを特定します。本講義では、その意義や手順について解説します。
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ステップ2:リスクの特定
ステップ2:リスクの特定
ステップ2では、治験の質を担保しつつ治験実施に伴う人的、コスト的効率化を図るために重要なリスクを特定します。本講義では、ステップ1で特定された「重要なプロセス及びデータ」に対する潜在するリスクを特定するために必要な「リスクの考え方」について解説します。
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ステップ3:リスクの評価
ステップ3:リスクの評価
ステップ3のリスク評価では、治験の準備から終了までの間、各プロセスに存在するリスクについて、リスク管理表を用いて適切に評価します。本講義では、リスク管理表で検討すべき内容とステップ4へつなげる成果物について解説します。
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ステップ4:リスクコントロール
ステップ4:リスクコントロール
ステップ4のリスクコントロールは、リスクを低減するための方策を検討し、試験開始前にリスクを受け入れ可能なレベルにまで低減するための手順を示すことです。本講義では、リスクをコントロールするための手順について解説します。
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ステップ5:リスクコミュニケーション
ステップ5:リスクコミュニケーション
ステップ5のリスクコミュニケーションは、治験の実施期間におけるリスクレビューおよび継続的な改善を促進するため、品質マネジメントの内容を伝達・共有することです。本講義では、リスクコミュニケーションの目的や手順、ポイントについて解説します。
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ステップ6:リスクレビュー
ステップ6:リスクレビュー
ステップ6のリスクレビューは、リスクコントロール手段の有効性および妥当性が維持されていることを確認することです。本講義では、リスクレビューに必要な準備、記録作成等の手順について解説します。
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ステップ7:リスクの報告
ステップ7:リスクの報告
ステップ7のリスク報告は、治験を通じて被検者の安全性がどのように保証され、データの品質がどのように維持されたかを示すことです。本講義では、総括報告書に記載すべき事項と文書の作成方法について解説します。