6NC:認知症講座(NCGG)
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認知症診断の基礎知識【前編】《講師:鷲見幸彦》
認知症診断の基礎知識【前編】《講師:鷲見幸彦》
今回の「国立長寿医療研究センター認知症シリーズ」は、認知症にかかわるあらゆる医療者の皆さんに、認知症に関して、コンパクトに(1コマ30分程度)様々な観点から学習していただけるように企画したシリーズです。第1回は認知症をいかに診断するかをお話しします。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症診断の基礎知識【後編】《講師:鷲見幸彦》
認知症診断の基礎知識【後編】《講師:鷲見幸彦》
シリーズの2回目は前回に引き続いて認知症の診断についてのお話です。1回目は認知症とはどのような疾患かどのように診断するのか概説しましたが、今回は認知症の様々な病型をどのように診断するのかお話しします。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症対応多職種チーム-病院内多職種チームの役割と活動-《講師:鷲見幸彦》
認知症対応多職種チーム-病院内多職種チームの役割と活動-《講師:鷲見幸彦》
認知症の人は入院という身体的変化、心理的変化、環境変化に適応できず、せん妄状態におちいりやすいことが知られています。また回復期にも様々な行動・心理症状が出現する可能性があります。これらに対応するために病院内に認知症対応多職種チームを立ち上げることは有用と考えられます。近年このようなチーム活動に診療加算も算定できるようになりました。せん妄、身体拘束の問題も含め解説します。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症対応多職種チーム-地域での多職種チームの役割と活動 認知症初期集中支援チーム-《講師:鷲見幸彦》
認知症対応多職種チーム-地域での多職種チームの役割と活動 認知症初期集中支援チーム-《講師:鷲見幸彦》
認知症初期集中支援チームは2012年から検討され 2018年には全国の市町村に設立された認知症対応多職種チームです。認知症大綱では「複数の専門職が、認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、観察・評価をおこなった上で、家族支援等の初期の支援を包括的・集中的に行い、自立生活のサポートを行う」とその役割が定義されています。どのようなチームなのか、このチームの有用性を中心に紹介します。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症のリスクと予防 I《講師:櫻井孝》
認知症のリスクと予防 I《講師:櫻井孝》
認知症の予防のためのライフスタイルの指導についてまとめました。禁煙、適度なアルコール摂取、身体活動(運動)、食事、社会参加などについて具体的に解説しました。中年期まではメタボ対策が需要ですが、高齢期には低栄養を避けることがポイントとなります。また、これらの認知症リスク因子に同時に介入する多因子介入が世界では標準になっていることを説明しています。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症のリスクと予防 II《講師:佐治直樹》
認知症のリスクと予防 II《講師:佐治直樹》
主な認知症の危険因子として、体重(肥満・メタボリック症候群)、高血圧、糖尿病、脂質異常症、うつ、難聴をとりあげ、その対策について概説しました。また、その他/新規の認知症の危険因子として心房細動や腸内細菌もとりあげ、最近の研究状況についても話題提供しています。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症のための社会資源 I《講師:武田章敬》
認知症のための社会資源 I《講師:武田章敬》
本講義ではわが国における認知症の医療に関する様々な課題とそれに対応する社会資源(認知症疾患医療センター、認知症サポート医、認知症初期集中支援チーム等)や施策について説明しています。認知症の人の身体合併症と関連して、新型コロナウイルス感染症への対応について全国の救急告示病院を対象として行った調査結果についてもお示ししています。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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認知症の神経心理検査《講師:三浦利奈》
認知症の神経心理検査《講師:三浦利奈》
認知症に限らずですが、各検査の手続きや採点法を身につけただけでは適切な評価はできません。本講義では、認知症の患者さん(疑い例を含む)に神経心理検査を実施する前に身につけてほしい基本の知識、診療の中での神経心理検査の位置づけ、評価の際に重視すべきことについてお話します。コンテンツの問い合わせは、中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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軽度認知障害とは《講師:堀部賢太郎》
軽度認知障害とは《講師:堀部賢太郎》
誰でも知っている、「軽度認知障害(MCI)」。ここでは、あらためて基本的な知識を整理し、診療の上で心すべきこと、等について簡単に振り返ります。本コンテンツに関する問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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アルツハイマー病のバイオマーカー:体液(髄液・血液)バイオマーカーを中心に《講師:中村昭範》
アルツハイマー病のバイオマーカー:体液(髄液・血液)バイオマーカーを中心に《講師:中村昭範》
アルツハイマー病の疾患修飾薬(レカネマブ・ドナネマブ等)の登場により、認知症の背景病理を反影するバイオマーカーの重要性はますます高まっている。本プレゼンテーションでは、アルツハイマー病に伴う病理、すなわちアミロイド蓄積、リン酸化タウ蓄積、神経変性、といったいわゆるATNに対応した脳内病理を推定するバイオマーカーについて、特に髄液や血液といった体液バイオマーカーに焦点をあて概説する。(尚、本内容は2023年10月時点のものであり、バイオマーカー研究や理解はその後更に急速に進展しているため、今後情報のアップデートが必要であることを申し添えておく)。本コンテンツに関する問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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脳のPETイメージングの開発《講師:木村 泰之》
脳のPETイメージングの開発《講師:木村 泰之》
陽電子断層撮像法(PET)は、ポジトロン放出核種を用い、生体内分子の分布を非侵襲に解析する技術である。国立長寿医療研究センターでは脳標的分子の新たなPETイメージングを開発し、創薬に有用なバイオマーカーとしての評価を進めている。本講演ではPET技術を紹介し、幅広い分野の方が、それぞれの研究をPETイメージングへ応用する可能性を考える機会になれば幸いである。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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高齢者の「におい」の障害に関するトピック《講師:鈴木 宏和》
高齢者の「におい」の障害に関するトピック《講師:鈴木 宏和》
嗅覚は身の回りの安全、食事、衛生問題、労働生活などさまざまな状況で生活の質(QOL)に重要な役割を果たしている。嗅覚は加齢に伴って低下するが、視覚や聴覚と比べて、機能低下に気づきにくい。また、高齢者の嗅覚障害は認知機能低下とも深くかかわりがあり、認知症の早期発見、早期介入のために、嗅覚検査はスクリーニングとしても注視される必要がある。嗅覚障害に対しては日常生活の対策やカウンセリングが重要である。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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フレイルとは?《講師:土井剛彦》
フレイルとは?《講師:土井剛彦》
「フレイル」は、高齢期における健康増進における大きなテーマの一つである。フレイルにおいて重要なのは、フレイルはあくまで可逆的な状態であるという点と身体的な問題のみならず、社会的要素や認知機能など、高齢期に評価すべき機能や状態をとらえる点があげられる。本講義ではフレイルの定義、表現型やその他の評価について確認できればと考えている。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
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高齢者医療とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)《講師:三浦久幸》
高齢者医療とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)《講師:三浦久幸》
国内での超高齢者や認知症の人の増加に伴い、本人意思に基づく医療・ケアの実践の必要性が高まっている。意思決定支援においてアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の活動は重要であり、注目されている一方で、事前指示書との違いについての理解が進まないなど課題がある。本講演は、ACPの考えが生まれた背景や実践のありかた等の基本的理解を促進することを目的としている。本コンテンツに関するお問い合わせは、6NC共通教育講座中央事務局(6nc-educ.jimu@jh.ncgm.go.jp)までご連絡ください。