トピックアウトライン
- 研究倫理の成り立ち 歴史と基本《講師:遠矢和希》- 臨床研究の実施前に、なぜIRBの審査・承認が必要なのか。本講義では、米国のタスキギー事件、日本のソリブジン事件などを例として、臨床研究に関する歴史と犠牲から研究倫理及びIRB審査の必要性を解説します。 - 0:52:32 
 
- 研究倫理と研究デザインの基礎知識《講師:片岡智子》- 臨床研究の8つの倫理要件のうち特に研究立案において重要な4つを解説し、さらに臨床試験デザインのフレームワークであるPICOの実践的な使い方について解説しています。 - 0:45:56
 
- 研究対象者から見た臨床試験のインフォームド・コンセント《講師:中田はる佳》- インフォームド・コンセントは、研究チームや倫理審査委員会の委員が最も注意を払う研究プロセスのひとつです。では、実際に研究に参加した、あるいは、参加を検討した人たちから見て、インフォームド・コンセントとはどのようなものだったのでしょうか。本講義では、臨床試験に関わった経験がある患者さんの経験談を交えながら、インフォームド・コンセントについて改めて考えます。 - 0:44:22 
 
- 倫理審査委員が知っておくべき生物統計学の基礎知識(2021年度)《講師:水澤純基》- 生物統計の知識は倫理審査員にとってハードルが高く身につけるのが難しい領域です。ここでは最低限身につけておきたい知識として、ランダム化が必要な理由、交絡という概念、臨床研究に必要案サンプルサイズの決め方、良い・悪いの判断に必要な仮説検定の考え方について学びます。 - 0:47:12 
 
- 医学研究における診療情報・個人情報の取扱いについて《講師:一家綱邦》- 近年の医学研究規制の中で重大な論点となっている医療情報・個人情報の取扱いを、個人情報保護法との関係で理解できるような解説をします。また、被験者のプライバシー情報を扱う研究で必要になる配慮や研究体制についてお話します。 - 0:54:31