トピックアウトライン
文献検索のABC 《講師:中川敦夫》
実際の情報検索の方法について、PubMedやコクランライブラリーの使用方法、メンタルヘルスに関しては Evidence-Based Mental Health、看護領域では Evidence Based Nursing などのデータベースについて学びます。00:52:12
横断研究をデザインする 《講師:上原里程》
「たかが横断研究、されど横断研究」がキーワードです。横断研究には①有病率の観察、②仮説形成の2つの目的があること、そして横断研究の利点と欠点、関連と因果関係の違いについて、実際の研究を例に紹介しています。00:43:30
コホート研究をデザインする 《講師:上原里程》
コホート研究は、エビデンスレベルが高く、希少疾患には適用が困難な研究デザインです。曝露と疾病発生の時間的関係を明らかにできるので罹患率や死亡率の算出と仮説の検証が可能であること、追跡の際に脱落を減らすことが重要であることについて学びます。00:49:28
アウトカムの信頼性と妥当性 《講師:中川敦夫》
アウトカムの信頼性と妥当性について学びます。特に、精神科領域で用いられる構造化面接での評価について、GRID版ハミルトンうつ病評価尺度を題材に、信頼性を高めるための対策を紹介します。00:33:22
交絡、誤差、バイアス、その対処法 《講師:柏原康佑》
研究データにはばらつきがあります。
この個人間、個体内差、試験間のばらつきをどのように調整、対処したらよいかを大うつ病に対するSSRIの臨床試験を例に用いて学びます。
この疾患領域が専門でない方もぜひご覧ください。
交絡については、生物統計基礎セミナー「ランダム化と交絡」にも関連講義がありますので、そちらもぜひ参考にしてください。00:43:12