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質問票開発のための統計学2 《講師:野村尚吾》

がんを対象とした試験であればEORTC QLQ-C30のような健康関連QOLを測定するための質問票がしばしば用いられます。また、支持療法の研究や医療コストを評価する研究では、疾患特異的な質問票だけでなく、EQ-5Dのような効用値測定のための質問票や一般的な痛み測定のための質問票が用いられることも少なくありません。上記以外でも、患者満足度を把握する等の目的のため、質問票を用いたアンケート調査を実施することもあります。
広く使われる質問票は通常その妥当性·信頼性が調べられており、決して思いつきで作られたものではありません。実際、多くの方々が「研究に用いる場合は妥当性·信頼性が確立した質問票を用いなければならない」という説明を耳にされたことがあると思います。けれども、何をもって「確立」と判断するのか、どのような評価方法が取られているか、説明できるでしょうか?
本講義では、「質問票開発のための統計学1」に続き、国立がん研究センターの野村先生に質問票開発で用いられる統計手法について解説して頂きました。
その他、関連する講義である「Patient Reported Outcome」や「Health‐Related Quality of Life(HRQOL)の評価」もご覧ください。
がんを対象とした試験であればEORTC QLQ-C30のような健康関連QOLを測定するための質問票がしばしば用いられます。また、支持療法の研究や医療コストを評価する研究では、疾患特異的な質問票だけでなく、EQ-5Dのような効用値測定のための質問票や一般的な痛み測定のための質問票が用いられることも少なくありません。上記以外でも、患者満足度を把握する等の目的のため、質問票を用いたアンケート調査を実施することもあります。
広く使われる質問票は通常その妥当性·信頼性が調べられており、決して思いつきで作られたものではありません。実際、多くの方々が「研究に用いる場合は妥当性·信頼性が確立した質問票を用いなければならない」という説明を耳にされたことがあると思います。けれども、何をもって「確立」と判断するのか、どのような評価方法が取られているか、説明できるでしょうか?
本講義では、「質問票開発のための統計学1」に続き、国立がん研究センターの野村先生に質問票開発で用いられる統計手法について解説して頂きました。
その他、関連する講義である「Patient Reported Outcome」や「Health‐Related Quality of Life(HRQOL)の評価」もご覧ください。

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