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欠測データの扱いに関する諸問題 《講師:水澤純基》

本講義は、がんの多施設共同臨床試験グループJCOGの主催した第20回JCOG臨床試験セミナー(中級編)(2017年10月14日開催)を収録したものです。欠測データの扱いについて説明しています。
臨床研究において欠測データをどのように扱うべきかについては、以前から議論されてきましたが、2010年にFDAからの要請を受けて作成された欠測データに関するレポートを契機に、より厳格な対応が求められるようになりつつあります。ICH E9 (R1)で導入されたestimandという概念も、欠測データの取扱い方に大きく依存することから、今後は生物統計家だけでなく、臨床家、CRCなど臨床研究にかかわる全ての方が欠測データについての問題点を共有する必要性が高まってきました。本講義では、近年議論されている欠測データに関するトピックを概観して頂いています。
なお、欠測データについては野間先生柏原先生の講義も合わせてご覧ください。

本講義は、がんの多施設共同臨床試験グループJCOGの主催した第20回JCOG臨床試験セミナー(中級編)(2017年10月14日開催)を収録したものです。欠測データの扱いについて説明しています。
臨床研究において欠測データをどのように扱うべきかについては、以前から議論されてきましたが、2010年にFDAからの要請を受けて作成された欠測データに関するレポートを契機に、より厳格な対応が求められるようになりつつあります。ICH E9 (R1)で導入されたestimandという概念も、欠測データの取扱い方に大きく依存することから、今後は生物統計家だけでなく、臨床家、CRCなど臨床研究にかかわる全ての方が欠測データについての問題点を共有する必要性が高まってきました。本講義では、近年議論されている欠測データに関するトピックを概観して頂いています。
なお、欠測データについては野間先生柏原先生の講義も合わせてご覧ください。

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