ICRwebのご紹介

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ICR臨床研究入門とは?

ICR臨床研究入門(略称:ICRweb)は、「臨床研究教育プログラムの作成と普及」を目的として、インターネットを介した教育プログラムの提供、臨床研究に関する最新情報や役立つ情報の提供、および臨床研究に携わる人々への情報交換の場の提供を目指しています。
ICR-臨床研究入門-(Introduction to Clinical Research)は、2005年、国立がんセンターの有志により、国立がんセンターのスタッフ向け教育コースとして活動を始めました。その後、2006年度より2014年度まで厚生労働科学研究費補助金により活動を続けてきました。その後は、国立がん研究センターの事業として活動を続けています。
このポータルサイトの活用により、日本中で、科学的に妥当で倫理的で、医学的に意味のある多くの臨床研究が行われ、治療や予防のエビデンスが構築されること、研究者のネットワーク化により情報共有が進むこと、最終的には日本の医療の均てん化につながることを目的としています。
平成21年4月の臨床研究に関する倫理指針の改正施行に伴い、研究者等は臨床研究の実施に先立ち臨床研究に関する倫理その他必要な知識についての講習その他必要な教育の受講が必要となるとともに臨床機関の長には研究者等の教育の機会の確保が求められるようになりました。また、平成27年4月施行の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」では、研究機関の長、倫理審査委員、委員会事務局、研究支援スタッフ等についても教育の履修が必須となりました。
ICRwebは、これらの教育の機会を提供するE-learningの一つとして平成21年4月改正時の医政局長通知(医政発第0731001号 平成20年7月31日)や平成27年4月施行の倫理指針に関するガイダンスにも記載され、34の大学医学部・医科大学と22の病院(2012年11月現在)で臨床研究教育のためのE-ラーニングとしてご利用頂いています。本サイトは、教育目的での利用に際しては、原則的にリンク・フリーです。施設で臨床研究教育目的でご利用になる場合は、特別な手続き等はございませんが、ICRwebのお問い合わせよりご連絡を頂きますと幸いです。基礎編だけではなく、研究者の継続教育としてもぜひ、施設でご紹介・ご活用ください。
なお、基礎編の修了証は指針に求められる教育の内容を受講したという証明の一つとしてご利用頂くことができますが、なんらかの資格や認定を目的としたものではありません。
また臨床研究に関する教育や講習の受講は継続的な履修が必要です。
基礎編総合テストに合格した方もぜひ継続教育として他のコンテンツも合わせてご利用頂ければと思います。すべての講義が誰にとっても役に立つものだと考えて作成しておりますので、研究班としてはぜひ、全講義を受けていただきたいと考えておりますが、全部が多いと言う方は対象者別おすすめ講座をご利用ください。

平成18年度厚生労働科学研究費補助金
『臨床研究基盤整備の均てん化を目指した多目的教育プログラムと普及システムの開発』班
主任研究者 山本精一郎

平成21年度厚生労働科学研究費補助金
『臨床研究ポータルサイトICRwebを用いた研究者、倫理審査委員、臨床研究専門職、市民の教育と啓発』班
研究代表者 山本精一郎

平成24年度厚生労働科学研究費補助金
『e-learningシステムICRwebを用いた臨床研究・治験に携わる人材の育成方法に関する研究』班
研究代表者 山本精一郎

スタッフ

代表者  国立研究開発法人 国立がん研究センター/静岡社会健康医学大学院大学 
山本 精一郎
事務局  国立研究開発法人 国立がん研究センター 
水澤 純基
事務局  国立研究開発法人 国立がん研究センター 
山上 須賀
事務局  国立研究開発法人 国立がん研究センター 
大里 洋一
事務局  国立研究開発法人 国立がん研究センター 
人見 貴子

ポータルサイト作成協力

イーピーエス株式会社  
石田 哲也、山岸 智也、下森 僚子、山﨑 かおり
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